線形予測法

出典: くみこみックス

2009年1月29日 (木) 06:26; Worker (会話 | 投稿記録) による版
(差分) ←前の版 | 最新版を表示 (差分) | 次の版→ (差分)

線形予測法(せんけいよそくほう)

 信号x[n]を自己回帰モデルの項に示される式で表現する際に,その係数a1,a2,…,aMを求める方法が線形予測法である.この係数は,次のようにして求められる.ある時間範囲内でのすべての時刻nに対して,x[n]とa1x[n−1]+a2x[n−2]+…+aMx[n−M](実際には入力信号x[n]は分からないので,b0x[n]は除く)の差の2乗平均値が最も小さくなるように,係数a1,a2,…,aMを選べばよい.なお,このようにして求めた係数は線形予測係数と呼ばれる.

【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.

表示