機能テスト
出典: くみこみックス
版間での差分
4 行 | 4 行 | ||
LSI内部の論理機能が,仕様どおりに正しく動作しているかどうかを判定するテスト. | LSI内部の論理機能が,仕様どおりに正しく動作しているかどうかを判定するテスト. | ||
ATE(LSIテスタ)を用いた機能テストでは,まず論理シミュレータなどで生成したテスト入力パターンを,テスト・パターン発生器から被測定デバイスに印加する.それによって得られる被測定デバイスからの出力パターンと,シミュレーションで得られた期待値を比較する.LSIの大規模化,高速化にしたがって,機能テストが非常に困難になってきている.そこで,テスト容易化設計,ATPG,BIST(Built-in Self-test)など,テスト負荷の軽減策が提案され,実施されている. | ATE(LSIテスタ)を用いた機能テストでは,まず論理シミュレータなどで生成したテスト入力パターンを,テスト・パターン発生器から被測定デバイスに印加する.それによって得られる被測定デバイスからの出力パターンと,シミュレーションで得られた期待値を比較する.LSIの大規模化,高速化にしたがって,機能テストが非常に困難になってきている.そこで,テスト容易化設計,ATPG,BIST(Built-in Self-test)など,テスト負荷の軽減策が提案され,実施されている. | ||
+ | <br> | ||
+ | <br> | ||
+ | <br> | ||
+ | <center> | ||
+ | [[画像:lsi_f12.gif]]<br> | ||
+ | <br> | ||
+ | '''図 機能テストの回路構成''' | ||
+ | </center> | ||
<br> | <br> | ||
<br> | <br> |
最新版
機能テスト【Function Test】
LSI内部の論理機能が,仕様どおりに正しく動作しているかどうかを判定するテスト.
ATE(LSIテスタ)を用いた機能テストでは,まず論理シミュレータなどで生成したテスト入力パターンを,テスト・パターン発生器から被測定デバイスに印加する.それによって得られる被測定デバイスからの出力パターンと,シミュレーションで得られた期待値を比較する.LSIの大規模化,高速化にしたがって,機能テストが非常に困難になってきている.そこで,テスト容易化設計,ATPG,BIST(Built-in Self-test)など,テスト負荷の軽減策が提案され,実施されている.
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.