負荷テスト

出典: くみこみックス

負荷テスト(ふかテスト)

 システムに高い負荷をかけたとき,ソフトウェアが意図したとおりに正しく動作することを確めるために実施するテスト.ストレス・テストとも呼ばれる.マルチタスクやマルチスレッド,I/Oや割り込み処理など,いくつものプログラムで多重処理が行われるシステムでは,負荷が高くなると動作が不安定になることがある.個々のプログラムの論理は正しく,定常状態では何も問題なく動作していても,高負荷時に時間や確率的な要素で起きる問題(例えばタイミングが関係する不具合)を発見するために実施する.

【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.

表示