エンベデッド・アレイ
出典: くみこみックス
エンベデッド・アレイ【Embedded Array】
ゲートアレイとセル・ベースICの特徴を合わせもつLSI.
エンベデッド・アレイの開発では,ユーザが使用するハード・マクロ(ハードIP)が決定した時点でシリコン・ウェハを先行投入する.ハード・マクロ以外のユーザ論理の部分はゲートアレイの下地で製作しておく.そして,ユーザ論理の設計が完了した時点で,メタル層のみのプロセスでユーザ論理の部分の配置配線を実施する.これにより,セル・ベースICのハード・マクロを搭載した高機能チップを,ゲートアレイ並みの開発期間で入手することができる.
表 エンベデッド・アレイ(ゲートアレイ、セル・ベースICとの対比)
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.