LUT

出典: くみこみックス

2009年1月27日 (火) 06:07; Worker (会話 | 投稿記録) による版
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LUT 【Look-up Table】

 ROMやRAMなどのメモリにあらかじめ計算した値をテーブルとして書き込んでおき,その値を必要に応じて参照するためのテーブルをLUT(ルックアップ・テーブル)といいます.例えば,ある関数y=f(x)をLUTで処理するためには,はじめにf(x)の値をあらかじめ計算しておき,メモリに記録します.メモリのアドレス線に入力xを与えると,メモリのデータ線にyが出力されます.複雑な関数を回路で実現すると回路規模や動作速度の面で不利になる場合がありますが,LUTを使用すれば高速かつ小面積化が期待できます.

【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月.

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