GTL

出典: くみこみックス

2009年3月16日 (月) 07:48; Worker (会話 | 投稿記録) による版
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GTL(Gunning Transceiver Logic)

 高速インターフェース対応の小振幅信号レベル回路.  高周波の回路では,スイッチング・ノイズ,出力信号オーバシュート,リンギングなどによる信号反射やクロストークの問題から,高速インターフェースに小振幅動作の信号伝送方式が必須となっている.GTLはその一つで,ECLと同様の差動回路をCMOS回路で構成する.“L”レベル出力電流が40mAと大きいことが欠点だが,基準電圧振幅0.8Vで1GHz程度までカバーできる.米国Xerox社のBill Gunning氏の発明による.


画像:lsi_f100.gif

図 GTL回路



【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.

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