ブート

出典: くみこみックス

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【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.
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【出典】宮崎 仁;ARM用語集,デザイン ウェーブ マガジン 2008年6月号 別冊付録,CQ出版社,2008年6月.
<!-- 【著作権者】宮崎 仁氏 -->
<!-- 【著作権者】宮崎 仁氏 -->
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2009年2月23日 (月) 03:00の版

 電源投入後やリセット後に,コンピュータ・システムが起動する際の手続きをブートと呼びます.一般のシステムは起動前にはメイン・メモリの内容は空(不定)であり,OSなどのプログラムをどこか(たいていは外部記憶)から読み込んでくる必要があります.そのために,まずプログラムをロードするための小さなプログラム(ローダ)を走らせ,ローダがOSを読み込んで,それからOSに制御を渡すという方法が一般的です.このローダの働きを,「長靴のつまみ皮をひっぱって自分自身を引き上げる」という動作にたとえて,ブートストラップ・ローダと呼び,このような起動手続きをブートストラップと呼ぶようになりました.さらに「ブート」と短縮されるようになり,「起動する」という意味の動詞として使われるようになっています.

【出典】宮崎 仁;ARM用語集,デザイン ウェーブ マガジン 2008年6月号 別冊付録,CQ出版社,2008年6月.

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