オート・キャリブレーション

出典: くみこみックス

2009年1月27日 (火) 07:09; Worker (会話 | 投稿記録) による版
(差分) ←前の版 | 最新版を表示 (差分) | 次の版→ (差分)

オート・キャリブレーション 【Auto Calibration】

 一般には,計測器を自動校正する機能や,電子機器の細かいアナログ特性などを自動調節する機能を指します.Altera社のFPGAでは,再同期化クロックなどのクロックとデータ有効ウィンドウ(Data Valid Window)の関係を,タイミング・マージンが最大になるように自動的にセットアップする機能をオート・キャリブレーションと呼んでいます.この機能の利点は,FPGAやメモリについて,製造プロセスの特性や,動作中の電圧および温度の変動がタイミング・マージンへ与える影響を除去できることです.この機能は,ALTMEMPHYメガ・ファンクションによって使用できます.

【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月.

表示