アナログ・ディジタル混在設計

出典: くみこみックス

2009年3月13日 (金) 07:38; Kumikomiadmin (会話 | 投稿記録) による版

アナログ・ディジタル混在設計【Mixed Signal Design】

 マイクロプロセッサやDRAMなどのディジタルICと,音声・画像などのアナログ量を取り扱うアナログICを同一チップの上で実現するための設計.  システムLSIはディジタル回路の比率が高い.しかし,音声,画像,温度などはアナログ量であり,これらを取り扱うのはアナログ回路である.たとえば,アナログが必要になる部分として,音声や画像などの取り込み回路,微小信号を検知するセンサ回路,大電力駆動回路,そしてこれらをディジタル回路と接続するA-Dコンバータ,D-Aコンバータなどがある.  レイアウト設計では,アナログ部はディジタル部からのノイズの影響を受けやすい.機能ブロックの配置や電源インピーダンスの調整など,職人的な技量が要求される.

【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.



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