UWB

出典: くみこみックス

UWB(Ultra Wideband)

 超広帯域(Ultra Wideband)を利用する通信技術.米国連邦通信委員会(FCC)の定義では,10dB比帯域幅が中心周波数の20%以上,または500MHz以上の帯域幅を使用する無線通信のこと.あるいは,500MHz以上の帯域幅を使用する無線通信(1.5GHz以上の帯域幅とする場合もある).Bluetoothや無線LAN(IEEE 802.11a/b/g)などよりも高速なデータ通信速度を目指しており,480Mbpsの通信速度を目標にしたWirelrss USBの規格化も進んでいる.

 UWBはそもそも軍事技術で,無線通信のほかに,位置測定,レーダなどの三つの機能が存在する.米国では3.1GHz~10.6GHzの利用が,日本では3.4GHz~4.8GHz,7.25GHz~10.25GHzの利用が許可されている.

【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.

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