ARM7ファミリは,T(Thumb命令),D(Debug回路),M(Multiplier;ハードウェア乗算器),I(ICE機能)という四つの重要な機能を順次取り入れてきました.1995年にはじめて四つすべてを搭載したコアが登場し,ARM7TDMIと名付けられました.それ以降のARMコアは,「TDMI」の名称がなくても,すべてこの四つを搭載しています. 【出典】宮崎 仁;ARM用語集,デザイン ウェーブ マガジン 2008年6月号 別冊付録,CQ出版社,2008年6月.