FIFO
出典: くみこみックス
FIFO 【First-in First-out】
先入れ先出し型のデータ管理方式のことで,デュアルポート・メモリによる実装が一般的です.例えば,デュアルポート・メモリのポートAとポートBの間で,ポートAに書き込まれたデータをポートBから読み出し,その順序がポートAで書き込まれたときと同じになるように実装したメモリをFIFOメモリと呼びます.FIFOメモリには,ポートAとポートBの間で同一のクロックを使う同期型と,異なるクロックを使う非同期型があります.
【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月.
記憶素子の処理方式の一つで,データを格納した順番どおりに(一番最初に入れたデータを最初に)取り出す,いわゆる先入れ先出し方式.コンピュータのメイン・メモリのデータ処理にも使われる.これに対して,一番最後に入れたデータを最初に取り出す方式を,First-in Last-out(後入れ先出し方式)という.
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.