LVDS

出典: くみこみックス

2009年3月16日 (月) 05:23; Worker (会話 | 投稿記録) による版
(差分) ←前の版 | 最新版を表示 (差分) | 次の版→ (差分)

LVDS 【Low Voltage Differential Signaling】

 差動方式のI/O規格です.振幅を350mVとし,低消費電力で高速に伝送できます.ビデオ信号インターフェースのDVIはI/O規格にLVDSを使用しています.

【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月.


 差動入出力を利用することにより,高速伝送を可能にした小振幅インターフェース.  これまでのディジタル・インターフェースはTTLを基本としていたが,その場合,伝送周波数は50MHzが限界であると言われる.これは,信号振幅が大きく,かつクロストークなどのノイズが発生しやすいためである.これらの問題を差動入出力の利用によって解決するのがLVDSである.300MHz以上の高速伝送が可能になる.IEEE1596.3として標準化されいる.

【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.

表示