クリーニング
出典: くみこみックス
ライト・バック・キャッシュでは,プロセッサがメモリにデータをストアするとき,キャッシュがヒットすればキャッシュにだけ書き込みを行います.メモリには更新されない古いデータが残り,キャッシュとメモリの内容に不整合を生じます.このときキャッシュのダーティ・ビットがセットされ,不整合の状態を示します.キャッシュのクリーニングとは,ダーティなキャッシュのデータをメイン・メモリに書き込んで不整合を解消し,ダーティ・ビットをクリアすることです.
【出典】宮崎 仁;ARM用語集,デザイン ウェーブ マガジン 2008年6月号 別冊付録,CQ出版社,2008年6月.