セット・アソシエティブ

出典: くみこみックス

2009年1月27日 (火) 08:12; Worker (会話 | 投稿記録) による版
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 スラッシングを減らしキャッシュの利用効率を高める方法として,キャッシュを並列化して同じ番号(セット・インデックス)を持つキャッシュ・ラインを複数に増やす方法が用いられています.このとき,同じ番号を持つキャッシュ・ラインの集まりをセットと呼び,セットの中でキャッシュ・ラインを任意に選んで使用できることを,セット・アソシエティブと呼びます.これによって,同じ中位アドレス(セット・インデックス)にある複数のコードは,キャッシュ・ラインを奪い合うことなく共存可能になります.

【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.

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