SVCモード
出典: くみこみックス
ARMプロセッサの持つ動作モードの一つで,スーパバイザ・モードとも呼ばれます.SVCモードは特権モードで,OSのカーネルは通常このモードで動作します.OSがユーザ・プログラムを起動するとき,非特権モードであるユーザ・モードに移行します.つまり,ユーザ・プログラムはプロセッサの限定された機能しか利用できません.ユーザ・プログラムがOSに対してスーパバイザ・コール(SVC)を行うと,SVCモードに移行してOSがコールされた機能を実行し,その後は再びユーザ・モードに戻ります.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.