ラムバスDRAM

出典: くみこみックス

2009年3月13日 (金) 07:38; Kumikomiadmin (会話 | 投稿記録) による版

ラムバスDRAM(Rambus DRAM)

 米国Rambus社が提案した,メモリ・バスのバンド幅を向上させるための高速インターフェースを備えたDRAM仕様をいう.  クロック周波数が高くなると(たとえば200MHz以上),電気信号が伝わるバス伝送路の伝播遅延は,集中定数回路ではなく,厳密なインピーダンス整合が必要な分布定数回路として取り扱う必要がある.Rambus社はこの点に着目して,Rambus仕様に合わせたDRAMの開発を提案した.現在のラムバス仕様であるダイレクト・ラムバス DRAM(DRDRAM)は第3世代にあたる.ダイレクト・ラムバス DRAMは,18ビット幅のデータ・バスを使って,最大1.8Gバイト/秒のデータ転送速度を実現する.

【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.



表示