ハーバード・アーキテクチャ

出典: くみこみックス

2009年1月28日 (水) 01:27; Worker (会話 | 投稿記録) による版

 プロセッサのバス・アーキテクチャの一構成.命令メモリとデータ・メモリを別々にもち,それぞれに対してバスをもつ.命令アクセスとデータ・アクセスの競合が生じない.

【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.


 プログラム・コードと処理データを分離された記憶領域に置き,転送のためのバスやキャッシュもコードとデータで分離するアーキテクチャのことです.フォン・ノイマン・アーキテクチャと対比して使われます.もともとは,1944年に米国Harvard Universityが米国IBM社から購入したリレー計算機Mark.Ⅰの構造から名付けられたもので,特に新しいアーキテクチャというわけではありません.

【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.

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