仮想記憶
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最新版
仮想記憶(かそうきおく)
プロセスに対して,システムに搭載されている実メモリ容量を越えるメモリ空間が存在しているかのように見せかける仕組み.近年のUNIX系OSのほとんどに実装されている.仮想記憶のもとでは,ユーザ・プロセスのメモリ・アドレスはカーネルのメモリ・アドレスと異なっている.また,ユーザ・プロセスの連続したメモリ空間が必ずしも物理的に連続していないこともある.そのため,デバイス・ドライバではアドレス変換やスキャッタ・ギャザDMAなどの特別な処理を行う必要がある.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.