IP
出典: くみこみックス
版間での差分
Worker (会話 | 投稿記録)
(新しいページ: 'IP 【Intellectual Property】 FPGAやASICなどの開発では,よく使用される回路ブロックがあらかじめ用意されており,この回路ブロック...')
次の差分→
2009年1月27日 (火) 05:55の版
IP 【Intellectual Property】
FPGAやASICなどの開発では,よく使用される回路ブロックがあらかじめ用意されており,この回路ブロックを使用することで設計やデバッグを容易に行えます.この回路ブロックはIPコアと呼ばれ,無償・有償のさまざまなIPコアが存在しています.IPコアはソフトウェア開発におけるライブラリに相当します.IPコアには,PCI,PCI Express,USBなどのインターフェースに関するものや,メモリ・コントローラ,CPUコアなどが存在します.LSI設計にハードウェア記述言語が使われ始めたころから,設計資産の再利用性を高めるためにこのような試みが行われてきました.最近では,IPコアをオープン・ソースとして公開するホームページ(http://www.opencores.org/)
なども存在します.
【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月.