SRAM
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2009年1月22日 (木) 02:55の版
SRAM(Static Random Access Memory)
スタティック・ランダム・アクセス・メモリの略です.通常はフリップフロップ回路で実現されます.1ビットの記憶に複数個のトランジスタが必要なので,記憶密度はDRAMより低くなります.一方,電源を切らない限り記憶状態を保持できるスタティック性を持ち,CMOS回路であれば保持電力は極めて小さくできるため,低電力用途やバッテリ・バックアップ用途に用いられます.また,読み出しや書き込みはDRAMより高速にできるため,キャッシュやプロセッサ内部のレジスタなどの高速記憶素子にもSRAMが用いられます.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.