カオス現象
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カオス現象(カオスげんしょう)
f(x)=4×(1-x)という関数(ロジスティック写像と呼ばれる)のxとして0と1の間の適当な数値を代入し,出てきた結果を再びxに代入するという操作を繰り返すと,得られる数列は一見不規則に激しく上下する.このように,決まった操作から不規則な振る舞いが出現することを「カオス」と呼ぶ.カオス現象は,3個以上の物体が力を及ぼし合いながら運動するような場合や,ある種の電気回路など,さまざまな状況で出現する.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.