巡回冗長検査

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巡回冗長検査(じゅんかいじょうちょうけんさ)【Cyclic Redundancy Check】

 巡回冗長検査は,LANやTCP/IPをはじめ通信・ネットワークで最も広く用いられている誤り検出符号の方式です.送出側は送信データ・パケットのビット列を所定の多項式に入力して演算を行い,演算結果の値をCRCコードとしてパケットに付加して送信します.受信側は受信データ・パケットからCRCコードを分離し,受信データ・パケットのビット列を送信側と同じ多項式に入力して演算を行います.伝送エラーがなければ,受信側で受け取ったCRCコーードと,受信側で再生成したCRCコードは一致するので,不一致なら伝送エラー発生を認識できます.

【出典】宮崎 仁;ARM用語集,デザイン ウェーブ マガジン 2008年6月号 別冊付録,CQ出版社,2008年6月.

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