SoC
出典: くみこみックス
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SoC(System on a Chip)
LSI集積技術の発展により,比較的処理能力の低い小規模な回路構成の組み込みシステムにおいても,CPUと各種周辺機器のコントローラ機能を内蔵するLSIが利用されるようになった.多くの場合,大規模・高密度な集積技術を利用して,従来,別チップとして構成されることの多かったメモリ・コントローラや各種バスのコントローラ,グラフィックス・コントローラをCPUとともに搭載したLSIをSoCと呼ぶ.すなわち,「全部入り」の回路構成としておき,利用する目的により使用する機能を選択するわけである.ASICは,目的別に回路を絞り込み,必要数量だけを生産することで,合理化と低コスト化を狙っていた.一方,SoCは,多目的に利用できる多機能な同一品種の量産による低コスト化を狙っている.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.