MPEG
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【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月. | 【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月. | ||
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+ | 【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. | ||
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最新版
MPEG(Moving Picture Experts Group)
ISO/IECの中にあるディジタル化した動画や音声といったマルチメディア符号の国際標準規格を策定している機関の名称.現在は,ここで策定された規格そのものをMPEGと呼ぶようになっている.動画を扱う規定をMPEG Video,音声を扱う規定をMPEG Audio,両者の統合・同期方法を示す規定をMPEG Systemと呼ぶ.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.
カラー動画像の圧縮・伸張の国際標準方式.MPEG1は1963年,ビデオ信号符号化のための標準規格H.261をもとに,CD-ROMやビデオ・ゲームなどの蓄積型メディアに応用するために規格化された.データ転送レートは1.5Mビット,データ圧縮率は約1/30である.さらにMPEG1では,音声符号化も行う.音声符号化方式にはレイヤ1,レイヤ2,レイヤ3の3段階があり,最高品質のレイヤ3では音楽CDに相当する音質の再生が可能である.MPEG2は,さらなる高画質が求められるDVDや高品位テレビ,ディジタル衛星放送向けに規格化された.移動体通信向けとして,1/100の圧縮率を目指すMPEG4などの規格化も進んでいる.
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.