非同期回路

出典: くみこみックス

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最新版 (2009年3月16日 (月) 07:20) (ソースを表示)
 
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 動作がクロック信号によらない回路.
 動作がクロック信号によらない回路.
 非同期回路は,さまざまなタイミングを作成できるため,最適なタイミング設計を実現しやすい.一方で,クロック・スキューやハザードなどの問題を生じやすい.したがって,大規模・高速回路の設計に採用することは非常に困難である.図70(b)は16進アップ・カウンタの例.クロック1~3はそれぞれ,もとのクロックからの遅延量が異なる.したがって,フリップフロップからの出力信号(Q0~Q3)は,それぞれ位相が異なる.
 非同期回路は,さまざまなタイミングを作成できるため,最適なタイミング設計を実現しやすい.一方で,クロック・スキューやハザードなどの問題を生じやすい.したがって,大規模・高速回路の設計に採用することは非常に困難である.図70(b)は16進アップ・カウンタの例.クロック1~3はそれぞれ,もとのクロックからの遅延量が異なる.したがって,フリップフロップからの出力信号(Q0~Q3)は,それぞれ位相が異なる.
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'''図 非同期回路の例'''
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最新版

非同期回路【Asynchronous Circuit】

 動作がクロック信号によらない回路.  非同期回路は,さまざまなタイミングを作成できるため,最適なタイミング設計を実現しやすい.一方で,クロック・スキューやハザードなどの問題を生じやすい.したがって,大規模・高速回路の設計に採用することは非常に困難である.図70(b)は16進アップ・カウンタの例.クロック1~3はそれぞれ,もとのクロックからの遅延量が異なる.したがって,フリップフロップからの出力信号(Q0~Q3)は,それぞれ位相が異なる.


画像:lsi_f70.gif

図 非同期回路の例



【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.

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