非同期回路
出典: くみこみックス
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|  動作がクロック信号によらない回路. |  動作がクロック信号によらない回路. | ||
|  非同期回路は,さまざまなタイミングを作成できるため,最適なタイミング設計を実現しやすい.一方で,クロック・スキューやハザードなどの問題を生じやすい.したがって,大規模・高速回路の設計に採用することは非常に困難である.図70(b)は16進アップ・カウンタの例.クロック1~3はそれぞれ,もとのクロックからの遅延量が異なる.したがって,フリップフロップからの出力信号(Q0~Q3)は,それぞれ位相が異なる. |  非同期回路は,さまざまなタイミングを作成できるため,最適なタイミング設計を実現しやすい.一方で,クロック・スキューやハザードなどの問題を生じやすい.したがって,大規模・高速回路の設計に採用することは非常に困難である.図70(b)は16進アップ・カウンタの例.クロック1~3はそれぞれ,もとのクロックからの遅延量が異なる.したがって,フリップフロップからの出力信号(Q0~Q3)は,それぞれ位相が異なる. | ||
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最新版
非同期回路【Asynchronous Circuit】
 動作がクロック信号によらない回路.
 非同期回路は,さまざまなタイミングを作成できるため,最適なタイミング設計を実現しやすい.一方で,クロック・スキューやハザードなどの問題を生じやすい.したがって,大規模・高速回路の設計に採用することは非常に困難である.図70(b)は16進アップ・カウンタの例.クロック1~3はそれぞれ,もとのクロックからの遅延量が異なる.したがって,フリップフロップからの出力信号(Q0~Q3)は,それぞれ位相が異なる.
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.








