GTL
出典: くみこみックス
版間での差分
(間の 3 版分が非表示です) | |||
4 行 | 4 行 | ||
高速インターフェース対応の小振幅信号レベル回路. | 高速インターフェース対応の小振幅信号レベル回路. | ||
高周波の回路では,スイッチング・ノイズ,出力信号オーバシュート,リンギングなどによる信号反射やクロストークの問題から,高速インターフェースに小振幅動作の信号伝送方式が必須となっている.GTLはその一つで,ECLと同様の差動回路をCMOS回路で構成する.“L”レベル出力電流が40mAと大きいことが欠点だが,基準電圧振幅0.8Vで1GHz程度までカバーできる.米国Xerox社のBill Gunning氏の発明による. | 高周波の回路では,スイッチング・ノイズ,出力信号オーバシュート,リンギングなどによる信号反射やクロストークの問題から,高速インターフェースに小振幅動作の信号伝送方式が必須となっている.GTLはその一つで,ECLと同様の差動回路をCMOS回路で構成する.“L”レベル出力電流が40mAと大きいことが欠点だが,基準電圧振幅0.8Vで1GHz程度までカバーできる.米国Xerox社のBill Gunning氏の発明による. | ||
+ | <br> | ||
+ | <br> | ||
+ | <br> | ||
+ | <center> | ||
+ | [[画像:lsi_f100.gif]]<br> | ||
+ | <br> | ||
+ | '''図 GTL回路''' | ||
+ | </center> | ||
<br> | <br> | ||
<br> | <br> | ||
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. | 【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. | ||
- | + | <!-- 【著作権者】西久保 靖彦氏 --> | |
<br> | <br> | ||
<br> | <br> | ||
- | |||
[[Category:組み込み技術全般]] [[Category:LSI]] | [[Category:組み込み技術全般]] [[Category:LSI]] |
最新版
GTL(Gunning Transceiver Logic)
高速インターフェース対応の小振幅信号レベル回路.
高周波の回路では,スイッチング・ノイズ,出力信号オーバシュート,リンギングなどによる信号反射やクロストークの問題から,高速インターフェースに小振幅動作の信号伝送方式が必須となっている.GTLはその一つで,ECLと同様の差動回路をCMOS回路で構成する.“L”レベル出力電流が40mAと大きいことが欠点だが,基準電圧振幅0.8Vで1GHz程度までカバーできる.米国Xerox社のBill Gunning氏の発明による.
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.