SRAM
出典: くみこみックス
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【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月. | 【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月. | ||
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+ | '''図 SRAMセルの基本回路構成(フリップフロップ)''' | ||
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+ | 【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. | ||
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+ | == 関連項目 == | ||
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+ | * [[キャッシュ・メモリ]] | ||
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SRAM(Static Random Access Memory)
スタティック・ランダム・アクセス・メモリの略です.通常はフリップフロップ回路で実現されます.1ビットの記憶に複数個のトランジスタが必要なので,記憶密度はDRAMより低くなります.一方,電源を切らない限り記憶状態を保持できるスタティック性を持ち,CMOS回路であれば保持電力は極めて小さくできるため,低電力用途やバッテリ・バックアップ用途に用いられます.また,読み出しや書き込みはDRAMより高速にできるため,キャッシュやプロセッサ内部のレジスタなどの高速記憶素子にもSRAMが用いられます.
【出典】宮崎 仁;ARM用語集,デザイン ウェーブ マガジン 2008年6月号 別冊付録,CQ出版社,2008年6月.
揮発性(電源を切ると内容が消える)の半導体メモリは,DRAMとSRAMの2種類に大別できます.SRAMはフリップフロップによりビットを記録するため,DRAMのようにリフレッシュ動作(メモリの内容が消えないように電荷を充てんする作業)が不要であり,高速・低消費電力のメモリとなっています.しかし,ビットを記録するのにフリップフロップを使用しているため,DRAMに比べると記憶容量は少なくなります.SRAMは高速動作が可能なため,CPUのキャッシュ・メモリやFPGAの論理ブロック内のLUTなどに使われています.
【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月.
RAMとは,任意(random)にデータの読み出し・書き込みが可能なメモリ.そのなかでSRAMは,一定時間ごとのデータの書き換えが不要なタイプである.高速動作が可能なことからコンピュータのキャッシュ・メモリとして,また消費電力が低いことから携帯機器用メモリとして使用されている.
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.