GTL
出典: くみこみックス
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高速インターフェース対応の小振幅信号レベル回路. | 高速インターフェース対応の小振幅信号レベル回路. | ||
高周波の回路では,スイッチング・ノイズ,出力信号オーバシュート,リンギングなどによる信号反射やクロストークの問題から,高速インターフェースに小振幅動作の信号伝送方式が必須となっている.GTLはその一つで,ECLと同様の差動回路をCMOS回路で構成する.“L”レベル出力電流が40mAと大きいことが欠点だが,基準電圧振幅0.8Vで1GHz程度までカバーできる.米国Xerox社のBill Gunning氏の発明による. | 高周波の回路では,スイッチング・ノイズ,出力信号オーバシュート,リンギングなどによる信号反射やクロストークの問題から,高速インターフェースに小振幅動作の信号伝送方式が必須となっている.GTLはその一つで,ECLと同様の差動回路をCMOS回路で構成する.“L”レベル出力電流が40mAと大きいことが欠点だが,基準電圧振幅0.8Vで1GHz程度までカバーできる.米国Xerox社のBill Gunning氏の発明による. | ||
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【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. | 【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. | ||
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最新版
GTL(Gunning Transceiver Logic)
高速インターフェース対応の小振幅信号レベル回路.
高周波の回路では,スイッチング・ノイズ,出力信号オーバシュート,リンギングなどによる信号反射やクロストークの問題から,高速インターフェースに小振幅動作の信号伝送方式が必須となっている.GTLはその一つで,ECLと同様の差動回路をCMOS回路で構成する.“L”レベル出力電流が40mAと大きいことが欠点だが,基準電圧振幅0.8Vで1GHz程度までカバーできる.米国Xerox社のBill Gunning氏の発明による.
【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月.