VoIP
出典: くみこみックス
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TCP/IPのネットワーク基盤を使い,音声とデータを統合的に取り扱う技術.IPパケットに電話と同品質の音声信号や回線制御情報を載せることにより,データと同じインフラで扱えるようにした.ネットワークの利用効率やインフラ構築のコスト効率が大幅に改善する. | TCP/IPのネットワーク基盤を使い,音声とデータを統合的に取り扱う技術.IPパケットに電話と同品質の音声信号や回線制御情報を載せることにより,データと同じインフラで扱えるようにした.ネットワークの利用効率やインフラ構築のコスト効率が大幅に改善する. | ||
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【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月. | 【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月. | ||
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VoIP【Voice over Internet Protocol】
TCP/IPのネットワーク基盤を使い,音声とデータを統合的に取り扱う技術.IPパケットに電話と同品質の音声信号や回線制御情報を載せることにより,データと同じインフラで扱えるようにした.ネットワークの利用効率やインフラ構築のコスト効率が大幅に改善する.
従来の電話網は,ディジタル化した音声をTDM(時分割多重方式)で伝送している.常にすべての回線に均等な帯域を時分割で確保するため,音声やビデオなどのストリーム系の伝送に適している.しかし,利用していない回線にも等しく時間スロットを割り当てるため,全般に回線利用効率はあまり高くない.一方,VoIPは時分割を行わないパケット通信なので,回線の利用効率はTDMより高い.しかし,TCP/IPは原理的に伝送時間を保証しないため,GビットEthernetなどの帯域確保技術で伝送遅延を一定以下に抑える必要がある.
かつてVoIP製品は,テレビ会議用のH.323規格を流用した独自仕様製品が多く,互換性に問題があった.2000年12月にITUとIETFが共同提案したMegaco/H.248(RFC2885,2886)規格が登場し,問題の収束が期待されている.VoIPの利用規模には,パソコン間のインターネット電話から,企業内の内線電話システム,電話会社クラスまである.フュージョン・コミュニケーションズなどが,長距離や国際電話でVoIPを利用したサービスを行っている.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.
インターネット(IPネットワーク)を使用して音声データを通信するための技術です.音声データを符号化(圧縮)してリアルタイムに伝送します.IP電話はVoIP技術を利用したアプリケーションの一つです.
【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月.