ARM11ファミリ
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2009年1月22日 (木) 05:34の版
2002年に発表されたARM11ファミリは,マルチメディア向けのSIMD拡張命令を採用し,ARMv6アーキテクチャに進化しました.(スーパスカラではない)スカラ・アーキテクチャでは最強のARMプロセッサといわれています.また2004年には,ARM社として初の本格的マルチコア対応アーキテクチャ ARM11MPCoreが登場し,一段と高性能化が可能になりました(ARMコアをユーザ側でマルチコア化した例はそれ以前にもある).さらに,TrustZone,Thumb-2命令セットなどの新技術もARM11から採用されています.
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.