10Base-T
出典: くみこみックス
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10Base-Tは,Ethernetの歴史では比較的新しい物理層に関する規定である.10Mbpsのデータ転送速度をサポートし,物理層にはカテゴリ-3,カテゴリ-4,カテゴリ-5といった各基準のUTPケーブルを用いる.UTPケーブルは,両端にRJ-45という電話のモジュラ・ジャックを大きくしたような標準コネクタでコンピュータとHUB(集線装置)を接続する.このHUBと10Base-Tによる論理的な通信方式はCSMA/CDのバス型通信で,物理的にはHUBを中心としたスター型の配置となる. | 10Base-Tは,Ethernetの歴史では比較的新しい物理層に関する規定である.10Mbpsのデータ転送速度をサポートし,物理層にはカテゴリ-3,カテゴリ-4,カテゴリ-5といった各基準のUTPケーブルを用いる.UTPケーブルは,両端にRJ-45という電話のモジュラ・ジャックを大きくしたような標準コネクタでコンピュータとHUB(集線装置)を接続する.このHUBと10Base-Tによる論理的な通信方式はCSMA/CDのバス型通信で,物理的にはHUBを中心としたスター型の配置となる. | ||
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2008年11月12日 (水) 06:06の版
10Base-Tは,Ethernetの歴史では比較的新しい物理層に関する規定である.10Mbpsのデータ転送速度をサポートし,物理層にはカテゴリ-3,カテゴリ-4,カテゴリ-5といった各基準のUTPケーブルを用いる.UTPケーブルは,両端にRJ-45という電話のモジュラ・ジャックを大きくしたような標準コネクタでコンピュータとHUB(集線装置)を接続する.このHUBと10Base-Tによる論理的な通信方式はCSMA/CDのバス型通信で,物理的にはHUBを中心としたスター型の配置となる.
関連項目
【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月.