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フリップフロップ
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フリップフロップ 【Flip-flop】 フリップフロップは1ビットのデータを保持できる順序回路です.用途によっては,レジスタと呼ばれることもあります.フリップフロップは,そのデータの記録方法により,RSフリップフロップ,JKフリップフロップ,Tフリップフロップ,Dフリップフロップなどがありますが,現在のディジタル回路設計ではDフリップフロップがよく使われます('''図''').Dフリップフロップは,クロック信号の立ち上がりエッジにおけるD入力端子の状態を次のクロックの立ち上がりエッジまで記録します.フリップフロップを使用する際には,クロックの立ち上がり前(セットアップ時間)と後(ホールド時間)でD入力端子の信号を変化させてはいけません.変化があった場合,メタステーブルと呼ばれる現象が発生し,記録されるデータは不確実なものとなります. <br> <br> <br> <center> [[画像:fpga_f44.gif]]<br> <br> '''図 フリップフロップ''' </center> <br> <br> 【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月. <!-- 【著作権者】○○ ○○氏 --> ---- クロック入力(立ち上がり,立ち下がり)に合わせて,データを取り込んで記憶したり,データの値に対応する動作を行う記憶回路.内部状態として,‘1’と‘0’の二つの安定状態を保持する.フリップフロップを用いた応用回路として,バイナリ・カウンタなどがある. <br> <br> 【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. <!-- 【著作権者】西久保 靖彦氏 --> <br> <br> == 関連項目 == * [[バイナリ・カウンタ]] [[Category:組み込み技術全般]] [[Category:FPGA]] [[Category:LSI]]
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