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グリッチ・ノイズ
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グリッチ・ノイズ【Glitch Noise】 <br> <br> 近接した時間に信号が入力されると,信号遅延時間の差が原因で,出力にひげ状のパルスが発生することがある.これをグリッチと呼ぶ.このパルスが次段以降の論理回路に悪影響を及ぼす場合,グリッチ・ノイズになる. たとえば,図16のように,クロックに同期した信号A,Bを入力とするANDゲート出力Cの回路を考える.信号A,Bは,理想的にはクロックの立ち上がりエッジとともに変化する.しかし実際には,配線長や配線負荷などの遅延要因が存在するため,信号AとBの間にわずかな時間差が現れる.このとき,出力Cには遅延時間差tのパルス幅のグリッチが生じる.このグリッチが次段の回路(たとえば入力パルス・エッジに対して感度の高い回路など)に悪影響を与え,誤動作を引き起こす可能性がある. <br> <br> 【出典】西久保 靖彦;基本システムLSI用語辞典,CQ出版社,2000年5月. <!-- 【著作権者】西久保 靖彦氏 --> <br> <br> [[Category:組み込み技術全般|クリッチノイス]] [[Category:LSI|クリッチノイス]]
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