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ハーバード・アーキテクチャ
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ハーバード・アーキテクチャ 【Harvard Architecture】 <br> <br> 1.プロセッサのバス・アーキテクチャの一構成.命令メモリとデータ・メモリを別々にもち,それぞれに対してバスをもつ.命令アクセスとデータ・アクセスの競合が生じない. <br> <br> 【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月. <!-- 【著作権者】○○ ○○氏 --> <br> <br> ---- <br> 2.プログラム・コードと処理データを分離された記憶領域に置き,転送のためのバスやキャッシュもコードとデータで分離するアーキテクチャのことです.フォン・ノイマン・アーキテクチャと対比して使われます.もともとは,1944年に米国Harvard Universityが米国IBM社から購入したリレー計算機Mark.Ⅰの構造から名付けられたもので,特に新しいアーキテクチャというわけではありません. <br> <br> 【出典】Interface編集部 編;組み込み技術用語集,Interface 2007年8月号 別冊付録,CQ出版社,2007年8月. <!-- 【著作権者】宮崎 仁氏 --> <br> <br> ---- <br> 3.プロセッサの命令バスとデータ・バスを分離した方式をハーバード・アーキテクチャといいます.フォンノイマン・アーキテクチャのCPUでは,命令とデータを同じバスを使用してアクセスするため,命令とデータの同時読み出しができませんでした.これがプロセッサの演算性能向上のネック(ノイマンズ・ボトルネック)の一つとなります.ハーバード・アーキテクチャはバスが分離されているため,このような問題が起こらず,プロセッサの性能向上に有効です. <br> <br> 【出典】(株)アルティマ 技術統括部 一同,下馬場 朋禄,山際 伸一,横溝 憲治;システム開発者のためのFPGA用語集,Design Wave Magazine 2008年12月号 別冊付録,CQ出版社,2008年12月. <!-- 【著作権者】○○ ○○氏 --> <br> <br> [[Category:組み込み技術全般]] [[Category:プロセッサ]][[Category:ARM用語]] [[Category:FPGA]]
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